ボーカリスト琴音の音楽旅

異國要素たっぷり? 吉祥寺散歩でおひとりさま食べ歩きツアー

おひとりさま吉祥寺ツアーを満喫

 夏のように暑い日もあったかと思いきや、いきなり寒くなり秋というかもはや冬?という最近の東京。

 吉祥寺という街はライブハウスあり、グルメあり、橫丁あり、と魅力が詰まった街なのは以前から知っていました。私は普段歌手活動をしているのですが、吉祥寺でライブをしたりリハーサル(練習)をしたりすることもしばしば。

 しかし、ライブが終わってから飲みに行っても終電まで時間が短いし、ゆっくり散策したことって一度もなかったんです。ずっと気になっていたハモニカ橫丁も行ってみたかったし、かなり寒い日でしたが1人でフラッと出かけてみました。

身體に優しいカフェ「八十八夜」

 最近は忙しくてなかなか自炊できていなかったので、まずは身體に優しい食事がいただけるカフェ「八十八夜」に。

 相変わらずブエノスアイレスのスペイン語學校にリモート留學しているので、軽く晝夜逆転していて到著は14時と少し遅めでした。

 しかし、ランチは17時までやっているということで、ランチの「ネギトロと溫泉卵の丼プレート」と、寒かったので「白いんげん豆のポタージュ」を注文。

 寢坊助にも優しい街、吉祥寺最高です。最初に白いんげんのポタージュが到著、上にかかっているオリーブオイルが風味豊かで驚きました。

 しっかり白いんげん豆の味も感じられて美味しい。プレートは副菜もしっかり入っていて、量もバランスもよい感じ。トロトロの溫泉卵と、ネギトロは相性抜群。

 海苔の香りがアクセントになり、ご飯が進みます。セットでコーヒーも付いてきてうれしいですね。

天井が高くて開放感のある「八十八夜」
17時までやっているランチプレート。ネギトロと溫泉卵の丼(1200円)
白いんげんのポタージュ(210円)
ランチプレートはドリンク付き

夢は正夢? 食べたかったドイツ系パン屋「リンデ吉祥寺本店」を発見

 なぜかこの日の夢にドイツの酸っぱいパンが出てきて、無性に食べたいと思っていたんですよ。

 しかし、ドイツ系のパンを売ってるところって結構限られるのでなかなか難しいかな、と思っていました。

 吉祥寺サンロードをフラフラ歩いていると、なんだかドイツのプレッツェルのようなものが……。

 なんと! この吉祥寺の地でドイツパン専門店を発見しました! まさかの正夢? 夢の暗示? 迷わずに入ったはよいものの、今度は豊富なパンの種類に迷いまくり。

 ベーシックなドイツパン「バウエルンブロート」を購入しました。翌日の朝にいただいたら酸味はそこまで強くはなく、ライ麥の風味がほんのり。

 ジャムや美味しいバター、トマトスープといただきましたが、ライ麥の香りが際立って美味しくいただけました。

「リンデ」吉祥寺本店
ドイツパン、バウエルンブロートハーフサイズ(270円)

カリカリざくざく「Lucky Rocky Chicken」のバターミルクフライドチキンを初體験

 欲しかったパンに偶然出會えてウキウキ歩いていたら、続いてバターミルクフライドチキン「Lucky Rocky Chicken」の看板が。これも何かで見て気になってたんです。

 カロリーオーバーだなぁ、と思いつつもこの機會を逃したらなかなか食べられなさそうだったのでイートイン。

 タッチパネルでの注文が新しいですね。単品のチキンを注文して、店內でいただきます。もちろん、テイクアウトもあり、バターミルクフライドチキンのハンバーガーもメニューにあります。

 バターミルクに長時間漬け込んだというフライドチキン、どんなもんや?と一口食べてみたら、思った以上にザクザクの食感! そして、鶏胸肉を使っているのでかなりサッパリしていて食べやすい。

 味付けはほんのりスパイシーで、辛さはないけれどスパイスの香りが食欲をそそります。タコスの香り、というと分かりやすいでしょうか。ハイカロリーだけど、食べた甲斐がありました。

バターミルクフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken」
注文はタッチパネルで
イートインスペースもあります
カリカリざくざく、バターミルクフライドチキン(300円)

夜はバーで晝間はタロット占い「THE KID」で占ってもらいました

 バターミルクフライドチキンをオヤツにいただき、カロリー消費のために歩きつつ散策していると「タロット占い」の文字を発見。占いのなかでも、私はタロット占いが1番好きです。

 カード自體が絵がきれいなものが多いし、自分でカードを引く、というのが生年月日や星座での占いよりも信じられる気がするんです。THE KIDは夜はバー営業で、晝は鳥海奏妃(かなこ)先生のタロット占いスペースとして営業しているのだとか。

 この奏妃先生が優しそうな美人だったので、少し緊張していましたがホッと落ち著きました。

 今回はいろいろと占ってもらったのですが、確かに當たってる! これからの未來もよい感じの結果が出ていましたが、気を付けるところもあったので、しばらくは用心したいところです。

 オリジナルの龍神様のカードがとても素敵でした。

「THE KID」入り口
美人で優しい鳥海奏妃(かなこ)先生。30分3000円

あの行列店のメンツカツをGET! 常に行列の大人気のお肉屋さん「吉祥寺さとう」

 THE KIDを出てフラフラしていると、なんとあのいつも行列のお肉屋さん「吉祥寺さとう」に行列がないじゃありませんか。

 これはナイスタイミング、と速攻でメンチカツをGET。前から食べてみたかったけど、いつも行列であきらめていたんです。この日はバターミルクフライドチキンも食べてたので、翌日の夕飯としていただきました。

 一口かじるとホロっとしたメンチカツ獨特の食感、肉の臭みを消し、さらに香りを引き立たせるかすかなスパイス、ジューシーさとサクサクの衣の絶妙なバランス。

 こりゃ美味い。みんなが並んででも買う訳が分かりました。私もまた吉祥寺に行ったら、並んででも必ず買います。こういうリピーターが多いから、あの行列なんですね。納得のお味でした。

國産黒毛和牛専門店「吉祥寺さとう」
丸メンチカツ(250円)

初めてのハモニカ橫丁はまさかのおひとりさま、アメリカンな內裝の「Jolly-pad」

 そして、お酒好きとしてはどうしても気になってしまう「ハモニカ橫丁」。前から來てみたかったのでアメリカンな內裝がかわいい「Jolly-pad」に入ってみました。

 なかに入ってみると、日本にいることを忘れてしまいそうなウエスタン調の內裝。グラスの赤ワインと「チリコンカンとチーズのオーブン焼き」を注文。

 熱々のチリコンカンを赤ワインで流し込み、アメリカンな內裝で一瞬異國にトリップ。

 ほかにも飲兵衛の気持ちをよく分かっている、美味しそうなおつまみがたくさんありました。

ハモニカ橫丁入り口
アメリカンな內裝がかわいい
グラス赤ワイン(500円)
チリコンカンとチーズのオーブン焼き(690円)

アンティーク好きには堪らないJazz Bar「JHON HENRY'S STUDY」

 THE KIDのお向かいにあり、外観が気になっていた「JHON HENRY'S STUDY」に。一杯ひっかけて気分は上々です。

 なかは外観の期待を裏切らないアンティークなイギリス調、かわいい裝丁の本がたくさんあります。ジャズ評論家の寺島靖國氏のお店だそうで、店內の音楽はもちろんジャズ。

 そして、臨場感のあるサウンドはオーナーのこだわりでどこの席でも音楽が聴きやすくスピーカーを配置しているのだとか。

 帰りは電車で乗り換えがあることも考えてノンアルコールカクテル「十六夜」を注文。グレープフルーツジュースをトニックウォーターで割ったカクテルで、さっぱりといただけました。

「JHON HENRY'S STUDY」入り口
まさにジョン?ヘンリーの書斎といった內裝
お通しも美味しい
ノンアルコールカクテル十六夜(800円)

クラシックでメルヘンな喫茶店「ゆりあぺむぺる」

 少し酔いを覚まし、さらにコーヒーが飲みたくなり、老舗喫茶「ゆりあぺむぺる」へ。宮沢賢治の詩集の一編から名付けたという店內はまさにメルヘン。

 色とりどりのクリームソーダも美味しそうだったけど、寒い日だったのでホットコーヒーのフレンチブレンドを注文しました。

 フランスを思わせるランプ、椅子やテーブル、どことなく日本っぽさも合わさって獨特な空間です。苦味が効いたフレンチブレンドですっかりリフレッシュ。

 寒い日でしたが、吉祥寺でアンティークや異國情緒あふれるお店にたくさん出會えました。前からのんびり散策してみたかったので、この日は思いっきり吉祥寺を満喫できてうれしい限り。

 ほかにもまだまだ気になるお店が目白押しなので、また近いうちに再訪しちゃいそうです。吉祥寺という街の、奧深さの片鱗に觸れられた気がします。

入り口からメルヘンの世界へ「ゆりあぺむぺる」
「洋」のなかに、どことなくおばあちゃん家のような「和」を感じます
色とりどりのクリームソーダ
ゆりあぺむぺるフレンチブレンド(630円)
琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。たまにアルトサックスも吹きます。1986年10月10日生まれ。趣味?特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。ブログはhttp://ameblo.jp/singersax-kotone/